言葉には一語一語に命があり、神が宿っています。よって、言霊と呼ばれるようになりました。万葉集には「言霊の幸ふ国」とあります。言霊は古神道とは密接な間柄にあります。言霊信仰は日本だけのものではなく、聖書には「太初にコトバあり、コトバは神と共にあり。コトバはすなわち神なりき、全てのものはこれよりてなる」と書かれています。また、ヒンズー教の「リグ・ヴェーダ」にも、造物主は言葉の主です。だからこそ、マントラを挙げることにより、つまり言葉を発することにより神と一体化して身を清めたり守ったりと活用するようになりました。それは、密教の真言にもつながっています。真言という言葉自体に、真の言葉、つまりこれは神の言葉だという意味が含まれているところからも、言葉・言霊の力を古代から活用してきたことがうかがえます。
 
 言葉は音であるだけでなく、その一言にも深い意味が含まれているのです。例えば、「ありがとう」など前向きな言葉は、私たちに元気だけでなくやる気を与えてくれます。反対に、「ばかやろう」など否定的な言葉は、私たちの気分をダウンさせ嫌な気を感じます。ここで、言葉は音だけでなく気が含まれていることに気が付かれる方もいらっしゃることでしょう。気は波動であり光であり、そして神なのです。全てのものに波動があるということは、裏返していえば全てのものに神性が宿るということになるのです。

 ホツマツタエによると、神様の名の別名を仮名(カミナ)といいました。つまり、仮名の一音一音には神が作用しているということになるのです。そして、現代は語順は異なり、「あかはなま・・・・」から「あいうえお・・・・」となりましたが、大和言葉の中に神からの意思がそのまま伝えられているのです。

 現代社会にもまれて、いつしか人は何か大事なものを忘れてしまったような気がします。人間とは不思議なもので、気が乱れる時は何故か言葉遣いも荒々しくなったりと乱れるものです。正しい言葉の使い方をしていれば、気を荒げることを抑えることができ、自制して物事にも取り組めるようになっていくものです。ここで誤解を生じない為に言っておきますが、正しい言葉とは決して丁寧語とかでなくてもその人の真心のこもった言葉で良いのです。最初はできないとしても、繰り返していくうちに誰でもできるようになるのです。特に、このシンプルな理論に現代の若者に気付いてほしいものです。


 本来、言霊には「想像するエネルギー」が備わっています。言葉の使い方如何によって、言霊の霊動作用よって、人生においても吉とでるか否かが分かれてきますので、十分心得ていただきたいものです。

 簡単に、数霊、音霊、文字霊については、ご紹介していきますので、これらをヒントにおのおのの生活に活用していただければ光栄です。

                  

言霊ワールド




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最終更新日:2009/01/01


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