これは、不吉な夢、怖い夢、つまらない夢を良い夢に変えていくテクニックです。

 これは、夢見の訓練の中でも特に重要なテクニックの一つで、
完全に修得すれば、悪夢と呼ばれる物は全て無くなり、夢を見るのが非常に楽しくなります。

 夢の中で、例えばゴロつき、泥棒など悪い人、幽霊、妖怪などに襲われたり、
脅かされた場合、大概の人はびっくりして目覚めてしまいます。
もしこの時、寝ている姿勢や寝具に問題があれば、先ずそれを直します。
こうしておいて、すぐに、今見た夢の対応を考えます。
 例えばゴロつきや悪人には、棒や木刀、それではいかにも心もとないというなら
拳銃や手榴弾でも使って倒す事を考えます。
 妖怪、幽霊の類には、お経か護符、あるいは仏像などを向ける事を考えます。
とにかく夢の中なのだから、普段手に出来ない物でも容易に手に入ると心に言い聞かせるのです。
そして、その形、使い方を克明に思い浮かべ、相手がこう来たからこう向かうと作戦を立てるのです。
 一番良いのは、作戦が立った後、再び同じ夢に入り、実際にそれを実行してみる事ですが、
慣れない内はまず無理ですので、作戦を立てるだけでも良いです。

悪夢を見る度にこうしていくと、いつのまにか、夢の中で条件反射的にそう行動する様になっていきます。
 とにかく大事な事は、夢の中で何かに脅かされても怖がったり逃げたりしない事です。
方法を考えて、断固戦うのです。
逃げれば、絶えず同じ様な夢に振り回され続けます。
夢とは、根源的な人間のエネルギーが、その人の心(主に潜在意識の部分)のあり方によって
変形したイメージとなって現れ出ていた物なのだから、その事をはっきりつかみ、
まともな方向へ方向づけしなければいけません。

 もちろん初めの内は、こんな事をしていると目が冴えてしまい、
同じ夢に入るどころか寝付けなくなる事もあります。
その場合は、睡眠と覚醒をコントロールする法を使い、意識を落とします。
それでも、同じタイプの夢を見る度に必ずこれを行なうよう心掛けていくと、
何回かに一回は同じ夢に入っていけ、最後には、ごく簡単に同じ夢を見れる様になります。

 同じ夢に入るコツは、少しぼんやりした意識状態になり、その夢を見た時の心の状態を再現していきます。
そしてその感じが出てきたら、そのまま意識を落しながら、
同じ夢になるかどうか見ていき、なったら、そのまま入り込むようにします。
 もちろんこのテクニックは、悪い夢の場合だけでなく、良い夢にも使えます。
 怖い夢、脅される夢以外の嫌な夢、例えば夜道に迷う夢、勉強や仕事に追いかけられる夢、
暗黒の穴蔵に閉じ込められる夢、病気になる夢、事故に遭う夢、人が死ぬ夢、
受験に失敗する夢、異性に振られる夢なども変えていく様にします。

 もしこうした夢の原因が、姿勢や寝具、あるいは食事や体の歪みにあるのなら、
まずそれを直すようにします。
原因が分らなければ、夢の中で見かけた事物、
場所、人などにそれを解決する為のヒントが無かったかどうか思い出してみます。
もしそれも分らなければ、次の様に対応法を考えていきます。
 暗い道で迷う夢なら、突然前から案内してくれる人が来ると考えてみましょう。
 勉強や仕事に追われる夢なら、夢の中だからあっという間に処理できると考えましょう。
 穴蔵に閉じ込められた夢なら、実はそこは穴蔵ではなく、
根源的なエネルギーで満たされた宇宙卵(コスモエッグ)の中だと思うようにしましょう。
 病気になる夢なら、万病に効く薬を夢の中で手に入れられると考えてみましょう。

一番良いのは、銀色あるいは金色に輝くエネルギーに満ちた小球状の万能薬をイメージする事です。
 事故に遭う夢なら、夢の世界の謎めいた力のおかげで間一髪で
別な空間(現実空間も含む)へ逃げられる(目覚めない場合)、
あるいは逃げおおせられた(目覚めた場合)と考えてみましょう。
 受験に落ちる夢は、どこが弱いかを教えてくれる夢だから、
その学科はどれかを夢の中で観察し、目覚めてからそれを重点的に学習します。
 異性に振られる夢は、高度な自我が、今までの俗っぽい自分を見捨てた表われと考えてみましょう。
これは喜ぶべきイメージで、より一層この道に邁進すれば良いのです。
 人が死ぬ夢は、その人が精神的により高い人格として生れ変わった兆候と考えるのです。
 要するに夢を変えるには、その目先の内容にとらわれず、
パワー的な物が形を変えた表われ、あるいは善き物への変身という風に解釈し、
心の流れの方向づけをしてやるのです。こうしていけば、悪夢など楽々と変えていけるようになります。

 なお、ここでは主に睡眠中に目覚めさせられた場合の悪夢について述べてきましたが、
朝起き掛けの場合も、同じ様に対応していくことをおすすめします。
夢の中での発想の転換による夢転換腑は、現実の生活にも大きく作用します。
日頃、無意識でこの訓練ができるようになると、
現実の生活においても様々な悪環境から守られるようになっていきます。




最終更新日:2007/03/20
         



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